碧霞元君

泰山岳府の天将神兵を統率し、人間の全ての善悪生死の事柄を照察する。 〈東嶽碧霞宮碑〉には「元君は衆生のために願い通りに福を造ることができ、貧者は富を、病者は安を、耕者は豊作を、商人は利益を、子を願う者は長寿を、まだ子がない者は後継ぎを、子は親のために、弟は兄のために、親戚同士が親しく、皆が互いのために願う。神も誠があれば応じないことはない」と記されている。これを見ると、碧霞元君は 神通大明、病を癒し人を助け、全ての農業、商売、旅行、人間関係、結婚などを守護する。そのため、 碧霞元君は泰山に鎮座し、民衆に福を賜り、災いを消す神である。 民間伝承によれば、碧霞元君の侍女の塑像の中に、赤ん坊を抱いた女性がいる。これは碧霞元君が女性と子供の健康と安全を陰で守り、妊娠できない者に妊娠を、妊娠中の者に安産をもたらすことを意味する。

 

また、民間伝承によれば、碧霞元君は天下の狐仙を統領し掌握し、狐仙を侍者としている。そのため、碧霞元君に良縁を求めることもできる。